2018年8月4日(土)午後1時より4時まで、新泉山館1階大会議室にいおいて、縦の会主催による講演会が開催されました。
演題:「質のある『学力』を育てるには?」
-スウェーデンの保育・教育実践を通して-
講師:浅野 由子氏(新49児・院41)
スウェーデン マルマバッケ就学前学校教諭
日本女子大学 学術研究員
出席者 78名
教育・福祉国家そして環境先進国として注目されている北欧スウェーデンで10年以上、保育、教育関係の研究そして数年、就学前学校(幼稚園・保育園)の教諭として実践に携わって立場・経験から、スウェーデンにおいて、どのように国づくり、人づくり、物づくりが行われれ、現在問われている質のある「学力」をどのように育てているのか。
特に、スウェーデンという国の概要(子どもの権利、男女平等、民主主義を追求する国)、保育・教育制度、ゆりかごから墓場までといわれる福祉制度、具体的な保育・教育内容(特に、自然に親しく実践)や方法(教育学的ドキュメンテーションを含めて)、子育て環境(充実した育児休暇等)についてもふれながらのご講演のあと、6~8名のグループに分かれ、先生のお話を踏まえ、日本の子育て(保育・教育)環境について、保育・教育現場におけるアクティブ・ラーニング、社会のあり方等の意見交換をしました。
その後、各グループでどのような意見交換がなされたかを簡単に発表し合い、先生への質問等がなされ、まだまだ時間が許せば・・・というような、惜しみながらの講演会終了となりました。
先生がおっしゃていた『これからの日本の未来を担う子どもの「学力」につてい考える』大きな機会となった講演会でした。
***講演会の様子は、随時、会員専用ページにて動画でご覧いただけるようアップする予定です。